脂溶性栄養素のサプリメントと併用したいゼニカル

ゼニカルは有効成分オーリスタットが配合されているメディカルダイエット医薬品の一つとされています。
その効果は脂質の消化酵素であるリパーゼの働きを抑制することで体内に脂質が吸収されないようにするものです。
その効果はとても強いため、この利用者の多くは実際にダイエットで効果を上げているのです。

もちろん、使われるのは決してダイエットだけではなく、生活習慣病の改善や予防などにも使用されることが少なくありません。
医療の現場でも使われることがあるほどの高い効果であるが故に、副作用もあるのです。

その副作用とはベータカロチンやビタミンEなど特定の栄養素に関して栄養失調に陥るケースがあります。
ベータカロチンやビタミンEなどは脂溶性栄養素と呼ばれており、油と相性が良いものなのです。
つまり、食事で摂取すると油のなかに溶けていることが多いことになります。
それなのにゼニカルは脂質(油も含む)の吸収を妨げるため、脂質と一緒にそれら脂溶性栄養素も体外へ排出されてしまう割合が高いのです。
いくら栄養素を食事で摂取していても体内に吸収されないため、栄養失調となってしまう恐れがあります。
ただし、この副作用を予防する方法は非常に簡単です。
ベータカロチンやビタミンEなどをサプリメントで補えば、十分に予防することができます。

出来ることなら、脂溶性栄養素をメインにしたマルチビタミンのサプリメントを利用するのが理想的です。
もしも、分からないのならばドラッグストアで薬剤師に相談してみることをオススメします。
そのサプリメントを摂取するときには、なるべく食事の時間から間を空けたほうがより効果的に吸収されると言われています。

理由はゼニカルを服用するときが食事中だからです。
そのため、食後は一番薬の効果が高く、リパーゼの働きが弱まっています。
そこに脂溶性栄養素を摂取しても吸収する割合は低いのです。

出来ることなら食事の1時間前にサプリメントを摂取しておくのがベストと言われています。
サプリメントで栄養不足となりそうな栄養素を予め体内で吸収したあと、ゼニカルで脂肪が吸収されにくい食事を摂るわけです。
サプリメントを食事の一時間前という慣れない摂取方法かもしれませんが、これを習慣にしてしまえば戸惑うこともなくなるでしょう。
このようにダイエットや生活習慣病の予防や改善のために、ゼニカルを使用しようと思うときは、なるべくベータカロチンやビタミンEのサプリメントも併用することをオススメします。
そうすることでダイエット医薬品の副作用を抑えつつ、効果的に脂肪の吸収を抑制してダイエットに繋げていくことができるのです。
ダイエットは何よりも継続することが大切であり、そのためには健康を維持することを一番に考慮する必要があります。
実際に医師がオーリスタットが配合されている医薬品を処方するとき、同時に脂溶性栄養素のサプリメントも処方されることがほとんどです。

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